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東大受験を乗り切るために 1年間の過ごし方 文科一類
逆算から立てる学習計画

 
T.M さん
文科一類 入学
大阪府立北野高校 出身
2011年度 河合塾 大阪校 在籍大学受験科

高3生・高卒生の学習ポイント

4~7月

まず一番初めにやってほしいことは、基礎固めです。
「東大に合格するためには難しい問題をガンガン解かなくちゃいけない」と焦る方も多いと思います。ですが、この時期に基礎をしっかり身に付けることは夏休み以降に演習を開始したときの復習の手間を省くことにつながり、最終的にはより多くのモノを自分のモノにできます。

私は数学をもう一度基礎からやりながら、英語を単語帳から始めると同時に、世界史の通史の再理解に重点を置きました。

夏休み

夏休みは苦手を潰す最後のチャンスと頻繁に耳にしますが、正確には「苦手を得点源にする最後のチャンス」だと思います。
あれこれ手をつけるのではなくて、得意に変えたい科目を2・3科目に絞って重点的に取り組むべきです。そのようなスタイルを取ることに、多くの人は不安を覚えるでしょう。その不安を弱めるためにも一学期のうちから「夏休みに重点を置かない科目の基礎は、しっかり終わらせる」といった風に逆算して勉強計画を立ててください。

私の場合は英語の不安が大きかったので、夏休み前に単語・文法・和訳の頻出構文の理解に努め、夏休み中に勉強をすれば得点を取りやすいと言われる英作文・和訳・文法・長文読解の演習を積みました。
それと同時に、世界史と比べて不安の大きい地理の知識の理解と演習に努めました。夏休み前に世界史を一通り終わらせたので、安心して取り組めました。

9~11月

夏休みの勉強を振り返りながら多くの受験生の対応が遅れがちな国語・地歴の問題演習を始める時期です。
ただし英語・数学が間に合っていない人は、まず英語・数学からやるべきでしょう。
私も現役時代は必死で単語帳を覚えていました。浪人時代は夏の模試の結果がよくなかった英語の要約と長文読解に取り組みました。

12月~センター試験

秋の東大対策模試が終われば、そろそろセンター試験対策も始めましょう。特に今まで理科を放置してきた人は、納得のいく点数を連発できるまでは毎日勉強するべきです。

ほかにも時間との戦いになるセンター試験国語・数学にも慣れていきましょう。そして、この時期にもう一つ大切なことがあります。それは「得意科目の中で苦手な分野」を潰すことです。
センター試験後にはどうしても苦手な分野に重点を置いてしまいますが、入試本番では得意科目で思ったような点数を取れなかったときの焦りは相当大きいので「得意科目の中で苦手な分野」をしっかり対策しましょう。
私の場合は、数学の中でも「幾何学」と「整数問題」を重点的に取り組みました。

センター試験後

いよいよセンター試験後です。センター試験直後の一週間は、二次試験のカンを取り戻すためにひたすら本番通りの時間配分で演習をしましょう。そうする中で、入試直前に本当に潰すべき課題が浮かび上がるでしょう。
また、併願で私立大を受ける予定の人は、センター試験直後にその大学の過去問に触れましょう。というのも、私立大の問題はセンター試験と東大二次試験の間くらいの難易度なのでよいリハビリにもなるからです。

一週間のリハビリ期間を終えたら、あとは一心不乱に勉強するのみです。その際に、苦手科目と得意科目の時間の配分を間違えないように注意しながら繰り返すと集中力が持ちます。私の場合は、得意科目の世界史・国語と苦手科目の英語を繰り返しました。

高1生・高2生の学習ポイント

私が高1・2生の頃は、部活で毎日5時間テニスをしながら勉強をしていたので、部活と並行してやっておくべき勉強について書きます。

部活に限らず自分のやりたいことと大学進学に向けて行うべき勉強を両立させるポイントは、次の2点です。それぞれのポイントについて具体的な解説をします。

メリハリをつける

「ありきたりなこと言ってるよ……」と思う方も多いでしょうが、私の言うメリハリをつけるとは、「勉強する時間と曜日を決める」ということです。

一週間のうち、それ以外の時間は何をしていても構いません。けれど、自分が勉強をすると決めた時間だけは、勉強に取り組んでください。高校の課題なり、塾の宿題なり真剣に取り組みましょう。
この勉強一辺倒ではない「自分のやりたいことと両立させる姿勢」こそが、高3生になったときに燃え尽きてしまうことを防ぐ最善の策でしょう。

英語と数学の基礎を固める

センター試験も含めると、多くの科目の履修を東大受験では求められていますので、あれもこれも手を付けなきゃいけないと焦る方も多いでしょう。
ここでは焦らないで済むように、高3生になってから追い上げた場合、即効性が高い科目と比較的即効性の低い科目をご紹介します。

比較的即効性が低いのに、受験で欠かせない科目が英語と数学です。
この2教科を早めから準備しておく必要があることは、河合塾をはじめとするさまざまな塾・予備校で、英語と数学の授業だけは高1・2生から必ず開講されていることからも明白です。

最低限身に付けておきたい内容は、英語なら単語力と文法運用能力です。この2つがないと、後に和訳・長文読解・英作文をやったとしても伸びが期待できません。

数学なら、学校の教科書の章末レベルの問題をしっかりと自力で解ききる力を身に付けましょう。英語と同様、基礎力がないと応用問題に取り組んだ際に伸びることができません。
以上の段階が終わった人はどんどん応用問題を解いてください。

東京大学の定員は約3,000人ですが、高1・2生の間で自分のやりたいことに時間を割いたとしても、しっかりと基礎力を身につけていけば、合格の可能性は大いにあると思います。

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