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HOME > 受験対策 > 東大受験を乗り切るために > 1年間の過ごし方 理類:理科一類 1年間の目標設定の仕方

東大受験を乗り切るために1年間の過ごし方(理類)
1年間の目標設定の仕方

S.K さん
理科一類 入学
広島県 広島学院高校 出身
2011年度 河合塾 広島校 在籍 大学受験科

高3生・高卒生の学習ポイント

ここでは、1年間の勉強法について高卒生の過ごし方を中心に紹介したいと思います。高3生にも共通する点や役立つ点もあると思うので参考にしてみてください。

高3生、高卒生ともに大切なことは、「1年間の時間把握と目標設定」です。
僕は1年間を

(1)夏までの「基礎」を身に付ける時期
(2)弱点克服の夏
(3)冬までの基礎を応用へと発展させる時期
(4)センター対策&二次対策の冬
(5)二次対応の直前期

と5つにわけ、それぞれにおける目標を立てていました。

(1)夏までの「基礎」を身に付ける時期

すべての科目の基礎部分を確認します。この時期に公式や熟語、単語、文法などすべてを一から確認していきましょう。また、基礎の確認と共に苦手を発見、克服することもこの時期です。
地味な作業ですが、逆に1年間を考えるとこの時期にしか落ち着いて「基礎」を身に付けることはできないので、1年で最も大切な時期だと言えます。基礎の定着ができているかはマーク式模試や全統模試を利用して確認していました。

(2)弱点克服の夏

(1)の時期につぶしきれなかった苦手を克服する時期です。僕は高校生のとき苦手だった現代文と、点数がなかなか取れなかった数学を中心に取り組みました。
受験はある程度「型」にのっとることが点数向上への近道なので、ひたすら受験の基礎を叩き込みました。

(3)冬までの基礎を応用へと発展させる時期

前半期でひたすら身に付けた「基礎」を「応用」へと変える時期です。「発展」と言われる問題を通じて、知識であった「基礎」を受験で使えるものに変えます。
例えば、数学でいえば個々の典型問題を解くことができるのが「基礎」です。さまざまな分野が含まれるいわゆる「融合問題」を身に付けた「基礎」を用いて解いていくのが「応用」です。

(4)センター試験対策&二次対策の冬

東大対策模試も終わった12月頃からセンター試験に目を向け始めます。センター試験に苦手意識がある方は早めにセンター試験へ比重を移しましょう。

僕の場合は、東大受験はセンター試験よりも二次試験勝負だと思っていたので、センター試験だけに特化するのは試験直前の1週間にして、それまでは二次試験の勘が鈍ることがないよう勉強に取り組みました。 しかしながら、センター試験を気持ちよく突破することが精神的にも二次試験へとよいステップになるので、センター試験を甘く見ることは禁物です。

(5)二次対応の直前期

センター試験を乗り越えた後にやるべきことは、身に付けた「応用」を試験時間内にどう発揮すれば「点が取れるのか」を見つけることです。これは過去問を本番のように時間を決めて繰り返すことで身に付いていくと思います。

大切なことは、今の自分に必要な勉強を逆算して考え、行うことです。皆さんが無事受験を乗り越えられることを祈っています。

高1生・高2生の学習ポイント

まだ大学受験が先のこととなる高1・2生の学習についてです。
高1・2生ともに共通していえる大切なことは「基礎をしっかりと身に付けること」です。高校で習ったものを定期テストや小テストまでにしっかりと復習すること、これだけを繰り返しておけば十分に基礎学力が身に付きます。

しかし、この時期に最も大切なことは「学力」よりも、勉強をする「習慣」やメリハリをつける「習慣」など、勉強をするための「生活習慣」という受験において最も大切な基礎を身に付けることです。

高校生になると部活動や体育祭、文化祭といった行事が忙しくなってきます。私は受験勉強のためにそれらを犠牲にすることがよいとは思いません。
大学生になると高校のような「クラス」といったものがなくなるため、同じクラスの仲間や部活の仲間と何かに夢中になったり、みんなで何かに取り組んだりといった貴重な時間は大切にすべきだと思います。けれど、勉強をしなくてよいというわけではありません。
それらに打ち込みながらも、メリハリをつけて勉強する時間を作ることや、両立させていく習慣を作っていくことが大切です。

例えば部活が忙しいなら、部活が終わった後は疲れているので家に帰ったらすぐ寝て、次の日の朝早めに起きて勉強をするといったような工夫ができます。このように少しでも工夫して身に付けた習慣は、高3生になってから生きてきます。

冒頭で基礎学力について話をしました。もう少し説明をすると、多くの高校の授業は高3生になるまでは受験に目を向けるというよりも、一つ一つの分野に時間をかける形で行われています。
その分、他の分野とのつながりは見えにくいのですが、一つ一つの分野の定着に時間を割くことができます。そのため、授業の予習と復習がとても重要になります。
この時点で各分野の基礎を理解して、解くことができる問題のレベルを高められれば、高3生になって復習したときに応用レベルの問題からスタートできます。

高1・2生の時期は、部活や高校のイベントをしっかりと行いながらも、予習・復習をしっかり行って基礎学力を身に付けるための「習慣」を付けることが大切です。
以上を踏まえ、人生で一度しかない高校生活をしっかりと楽しんでください。

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