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HOME > 受験対策 > 東大受験を乗り切るために > 東大をめざした理由 文類:文科三類① 意識を変えた震災と寮生活

東大受験を乗り切るために 東大をめざした理由 文科三類①
意識を変えた震災と寮生活。

H.S さん
文科三類 入学
秋田県立秋田高校 出身
2011年度 河合塾 本郷校 在籍大学受験科

僕は現役時代、浪人時代ともに東大の文三を受けました。
しかし「東大をめざした理由」というものが明確にあったわけではなく、むしろ東大に来たことの意味や東大で学ぶ目的は入学以後、それもつい最近になってようやく見えてきました。

ですので、今回は受験期だけでなく、東大に入ってからについても少し交えながらお話しします。

現役時代

現役時代は、高3生になるまでは東大を受験しようとは思っていませんでした。
東大に志望を変えたきっかけは、担任の先生に東大をめざすよう勧められたことです。

当時は、東大に限らず「大学に入ってから何をしたいか、何者になりたいのか」というビジョンはほとんどありませんでした。どのような思いで受験勉強に取り組んだかというと、「どうせやるなら高い目標をめざそう。駄目だったら潔く諦めてほかに行こう」という程度にしか考えていませんでした。

浪人時代

そのような意識は浪人時代でかなり変化しました。

最初のきっかけは東日本大震災でしょうか。
僕の現役受験の年は2011年。東大に落ち、他大学の試験を受けるために来ていた宮城県仙台市であの震災を経験しました。字数の関係で長々とは書けませんが、この出来事がきっかけで、僕は東京で浪人してもう一度東大にチャレンジすることを決心しました。

浪人時代をともに過ごした仲間の影響も大きかったです。僕は東京の寮で生活していましたが、河合塾の運営する寮だったため仲間も東大をめざす地方出身の浪人生ばかりで、多くの時間を彼らと語り合ったりして過ごしました。

その中で気づいたことは、周りの浪人仲間は大学での目標や将来なりたい自分の像など、「このために東大に行きたい」という「目的」をしっかり持っている人が多かったということです。
それにひきかえ、僕は大したビジョンを持っているわけでも、東大で行きたい学部が決まっているわけでもありませんでした。そのため否応なしに自分の目標や東大に行くことの意味について考えさせられました。

そのとき思ったことが、「東大に行って最初の2年間、進振りで学部が決まるまでの生活の中で自分の進路の決断に影響を与えるものに出会うことができるかもしれない」ということでした。

今になって思うこと

現役時代、浪人時代ともに、僕を支えていたものは「何事にも全力で取り組みたい」という気持ちでした。逆に欠けていたものは、短期的・長期的な目的意識だったと思います。

進振りを終えた今では、残りの大学生活の目標、そして卒業後どのような方向に進みたいか程度のことは固まってきたと思います。それらの具体的な内容は、長くなってしまうので書きませんが、すべて東大に来てから出会った人や学んだことの影響です。
そして、東大入学まで一心に勉強した経験も、うまくは言えませんが今の自分の決断に影響を与えていると思います。

僕の経験から、東大をめざすみなさんにお伝えしたいことは、

  • ただがむしゃらに打ち込むだけではなく、しっかりした目的を持って行動しなくてはいけない時期がいつか来る
  • とはいえ、たとえ具体的な目的がなくともがむしゃらに何かに取り組む時期も必要だし、その経験は無駄ではないはず

ということです。
すでに東大に入ったあとのビジョンがあるなら、初志貫徹できるよう迷わず進んでください。たとえそれがなくとも、東大での学びや出会いは目的や目標を見つけるよい材料を与えてくれると思います。

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