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私の東大受験レポート 理科一類
2日間をうまく乗り切るコツ

S.K さん
理科一類 入学
広島県 広島学院高校 出身
2011年度 河合塾 広島校 在籍大学受験科

二次試験1日目

二次試験1日目のスケジュール

  • 1日のスケジュール試験
  • 1日のスケジュール自習
  • 1日のスケジュール睡眠
1日のスケジュール
  • ※日程・時間は受験時のものです。

会場に着くまで

広島からの受験のため、ホテルをとりました。朝起きて(実は前日眠れず朝になり)、朝食を軽めにとっていつもの準備をしました。試験の日も朝の活動は変わらず、「シャワーを浴びてストレッチと散歩を行う」というルーティンをこなしました。東大受験の2日間の服も、模試のときから揃えていた、「いつもの服」という万全の態勢です。
ホテルの周りの散歩は少し肌寒く、いよいよ前年のリベンジを果たせると闘志をかき立ててくれました。
移動は計画通り、正門ではなく龍岡門から入り、スムーズに進めました。

会場に着いてから試験中・試験の合間

会場は現役生のときと同じ場所の、見慣れた場所でした。トイレの位置や混雑状況も、教室でこれから行われることもわかっていましたので、驚いたり動じたりすることはありませんでした。
極度の緊張に陥ることなく到着し、待機しました。待機の間は、これから始まる科目の基本がまとまった教材や自分でまとめたものをパラパラとめくるだけで、これもいつも聴いているプレイリストの曲を聴きながら、リラックスを一番心がけて過ごしていました。

試験中も普段と違ったことはしません。模試や演習で行ってきた、解く順番などの取り組みをこなすだけです。1教科が終わると、その内容は忘れて切り替えていました。
昼食は浪人を共にした友人と食べました。試験場で食べては何のリフレッシュにもならないので、教室の外に出ました。友人とはあらかじめ、一緒にご飯を食べようということと、勉強の話はしないことなどを決めていました。

試験終了後

試験後は音楽を聴きながら退出しました。というのも教室によっては出入口が小さく、退出に時間がかかりますし、何より受験生の中には試験の内容を友達と話している人たちがいます。そういった話を耳にすると、「あ、間違ったか?」などと不安になってしまいますから、耳を塞いでおいた方がよいです。
同様に、門を出たところで各予備校が配布している解答速報も受け取らず、自分のペースを最後まで崩さないことを大切にしました。

ホテルでは結局その日も眠れませんでしたが、横になってリラックスすることを心がけ、勉強はしませんでした。

二次試験1日目のアドバイス

現役生よりも1年以上長くて辛い受験勉強を乗り越えた浪人生最大の強みは、勉強量以上に「本番を知っていること」です。
特に東大は五十音順で受験番号が振られるため、試験会場も変わらない場合が多いです。ですので、「本番を知っていること」がより一層重要になってきます。

たとえば僕の場合、「正門から入ると非常に混む」→「龍岡門に開門前から並んで入ろう。当日は早めに会場入りした方がよい」、「会場の建物のトイレは古いし長時間並ぶ」→「(会場に早めについて)別の場所にトイレはないかな…あ、ここは綺麗だし混みそうにないぞ」といったことができました。
1日目のうちに、いかに自分に有利な環境を作り出せるか、これが受験会場でできる合格への第一歩だと思います。前日に下見を必ずしましょう。

また、1日目のレポートでわかるように、徹底して「模試のときと同じ」「いつも通り」ということにこだわりました。「前年の経験を元に、試験当日の状況を普段から再現して練習できる」ことが浪人生の強みです。
本番を想定して、服装や習慣などできることはすべて決めておく。それが、僕が合格しようと必死に考えた結果たどり着いた結論です。
その結果、場所が東京にある東京大学に変わっただけで、まさに「日常」と同じ時間を過ごすことができました。ほかの受験生よりも「本番をいかに過ごし、自分の実力を発揮するか」ということに取り組んだ自信はあります。
こうした取り組みは、実は忘れられがちなものだと思いますので、みなさんにもぜひやってみてほしいと思います。

二次試験2日目

二次試験2日目のスケジュール

  • 1日のスケジュール試験
  • 1日のスケジュール自習
  • 1日のスケジュール睡眠
1日のスケジュール
  • ※日程・時間は受験時のものです。

会場に着いてから試験中・試験の合間

東大受験の一番嫌な点は、2日目があることです。2日目で挽回できるとはいえ、1日目の試験終了から2日目の試験開始まで半日以上あります。
特に理系は、国語に比べ圧倒的に配点の大きい数学が1日目の最後にあり、数学をどう乗り越えたか、無難にまとめられたかが2日目に精神的にも響いてきます。

僕は1日目の数学を無難に乗り越えられましたので、「普段通り2日目を過ごすことができれば合格は近いぞ」と、少し安心して過ごすことができました。
しかし2日目の試験で少しハプニングが起きました。理科の解答を所定の用紙と別のものに書いてしまい、かなりあわてました。
その動揺があり、正直あまり出来はよくないなと思いましたが、そういったときこそ「忘れる」べきです。

昼食を友人と過ごすことで、すっきりと気分を英語に切り替えて取り組むことができました。
英語では、「1点でも多く、合格へ」と最後の「止め」の合図まで解き続け、試験を終えました。

試験終了後

試験のことは全部忘れて空港へ向かい、実家の広島に帰りました。帰る途中は気が緩みました。
帰路、解答速報を配布する各予備校の人たちや、試験の感触を友達と話している人もたくさんいましたが、受験はまだ後期も残っています。とりあえず結果はすべて忘れて、ただひたすら帰ることだけを考えていました。
受かったか受かっていないかということよりも、すべて出し切ったという満足感だけを抱いていました。

二次試験2日目のアドバイス

2日目も1日目とやることは変わりませんが、理系はお昼の休憩時間が短くなるので気を付けましょう。
「お昼を友達と食べるか」は多くの受験生が二日間通して悩むと思いますが、僕は肯定派です。
というのも、いまさら休憩時間に勉強したところで1年間以上勉強してきた身では何も変わりません。試験前に少し見直すくらいで十分です。それよりも、いかにリフレッシュするかを考えると、ともに辛い浪人生活を過ごした仲間と普段通りご飯を食べながら談笑することが一番だと思います。

2日目は配点が大きいです。にも関わらず、想像以上に1日目の結果に振り回されてしまいます。特に数学がイマイチだと、国語以上にその結果が気になって、「挽回しなければ」と意気込むあまり空回りしてしまいます。1日目最後の数学を無難にこなした者が圧倒的に有利です。
合格できるかどうか怪しいラインをさまよっている受験生は、数学だけは無理せず「無難に」点数を稼ぎにいってください。無理をするとしても、行うべきなのは1日目の数学ではなく、2日目です。全教科を通じて一番重要なのは「数学を無難にこなすこと」、これだけは忘れないようにしてください。

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