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私の東大受験レポート 文科二類
失敗したときの切り替え方

T.T さん
文科二類 入学
愛知県 滝高校 出身
2014年度 河合塾 千種校 在籍高校グリーンコース

二次試験1日目

二次試験1日目のスケジュール

  • 1日のスケジュール試験
  • 1日のスケジュール自習
  • 1日のスケジュール睡眠
1日のスケジュール
  • ※日程・時間は受験時のものです。

会場に着くまで

私は試験本番の前日に、地元から東京に来ました。試験会場である駒場キャンパスの近くのホテルに泊まったので、その日のうちにホテルから徒歩で下見に行きました。
それまで駒場キャンパスに行ったことがなかったことと、ホテルから試験会場までの徒歩ルートを確認するという意味もありました。

試験当日は、宿泊していたホテルから歩いて、前日に確認したルートで試験会場に行きました。大学の開門時間の30分くらい前に着き、落ち着いて教室に入ることができました。

会場に着いてから試験中・試験の合間

私は以前から、試験当日に緊張し過ぎてしまうのではないかと不安を感じていました。
しかし、実際に当日を迎えてみると、多少の緊張や気持ちの高ぶりといった程度に抑えることができました。
気持ちを落ち着かせるために、試験前に行うルーティーンを決めていたのが良かったと思います。

具体的には、「机に並べる鉛筆や消しゴムを決まった配置にする」「休み時間に必ずトイレに行く」「目薬をさす」などでした。
ルーティーンはスポーツ選手が行うもの、というイメージが強いですが、受験生も取り入れて損はないと思います。

試験終了後

試験後は、行きと同様に徒歩でホテルに帰りました。

数学の感触があまり良くなく試験終了直後は気がかりでした。しかし歩いているうちに、「問題のレベルからして他の受験生もそれほどできていないだろうし、あまり差は付いていないはずだ」と気持ちを整理することができました。
外の空気を吸いながら少し体を動かすことは、精神面での安定に非常に役に立つと思います。

1日目の夜は、まず英語のリスニングの練習を行いました。耳が英語を聞くのに慣れた状態にしておくべきだと考えたからです。

それに加え、世界史の知識の再確認もしました。苦手であった「世界の一体化」というテーマについて再度学習しました。これは東大世界史の大論述の頻出テーマです。河合塾のテキストの巻末にあったまとめが非常に有用でした。

二次試験1日目のアドバイス

私は、試験本番で実力を出し切るにはメンタル面での安定、つまり動揺しないことが重要だと考えました。そのために、あらかじめさまざまな状況を想定して準備をしました。

たとえば宿泊したホテルですが、駒場キャンパスに徒歩で行ける距離のホテルを予約しました。これは試験当日に、「人身事故等で電車が運休となり試験に遅刻する」などがないようにするためでした。

もちろん、こうしたやむを得ない事情の際は、遅刻しても試験を受けることはできます。しかし、それによって精神的に動揺することは避けられません。これが試験会場近くのホテルに宿泊した理由です。
しかし、そういったホテルは非常に人気のため、早くから予約をしておく必要があるので、気をつけてください。

また、試験前日や試験1日目には消化の良いものを食べるようにしていました。
試験本番では緊張等の要素もあって、普段より体が繊細になっている可能性があります。つまり、腹痛が起こりやすい状況だと思います。

試験中にトイレに行くことは、時間のロスであるだけでなく、精神的な動揺を生みやすいです。私はさらに万が一のため、腹痛を抑える薬も持参していました。

このように、「不測の事態に備えて」というよりも、そもそも「不測の事態が起きないように」することが重要です。

二次試験2日目

二次試験2日目のスケジュール

  • 1日のスケジュール試験
  • 1日のスケジュール自習
  • 1日のスケジュール睡眠
1日のスケジュール
  • ※日程・時間は受験時のものです。

会場に着いてから試験中・試験の合間

2日目も徒歩で、時間に余裕を持って会場に向かいました。
午前中は地理・歴史の試験がありましたが、世界史の大論述で前日に学習した「世界の一体化」に関する問題が出題されたため、自信を持って答案を書くことができました。

しかし、その問題に時間をかけすぎてしまったため、日本史の時間が足りなくなり、一問を白紙同然の状態で終えることになってしまいました。そのため、一度は「自分に流れが来た!」と思ったものの、結局は会心の出来とはなりませんでした。

午後の英語でも、前日のリスニング練習が役に立ちました。リスニングの難度が例年よりもかなり高かったからです。
前日に耳を英語慣れさせていなかったら、どうなっていたかわかりません。また、緊張のせいかもしれませんが、本番では英語の読まれるスピードが模試などよりも速いと感じました。

試験終了後

試験が終わった後は、合格したどうかは半々かな、という感触でした。私の場合はセンター試験の点数が低かったため、「0.5点足りない」などといった落ち方をしそうで不安でした。

しかし、後期試験を受ける予定がありませんでしたので、とりあえずは受験勉強から解放されてうれしいというのが率直な思いでした。

二次試験2日目のアドバイス

試験2日目で実感したことは、試験直前の勉強は非常に役に立つということです。

前日に勉強したことが世界史の大論述で出題されたことは、運が良かった面も否定できません。しかし、試験の前日や試験直前の休み時間等に、東大入試で頻出のテーマの知識を総確認しておけば、そのテーマの中から本番の問題が出題される可能性は大いにあります。

ゆえに、試験直前まで粘り強く勉強すれば、なんらかの恩恵があるはずです。私は身をもってそれを体験しました。

また、2日目の試験では1日目での失敗を引きずらないことも重要です。
1日目の結果や感触を踏まえて、2日目の試験における戦略を立てることは大切ですが、1日目での失敗を引きずり、後悔することは、何のメリットもありません。

後悔するのは試験が完全に終わり、合否が出てからで十分だと思います。
1日目での失敗がどうしても頭から離れない場合は、1日目でうまくいったことを探すとよいです。

1日目の試験がうまくいかなかったと言っても、すべて失敗だったということはないはずです。中にはいつも通りできたことや、いつもよりできたことがあると思います。
それを見つけて、自信につなげていってほしいです。

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