東大生のおすすめ勉強法:参考書活用術 CASE9 私のおすすめ参考書3選
文科二類 T.Tさん
今回は私が受験時代に使用していたおすすめの参考書3冊を紹介したいと思います。
1対1対応の数学(東京出版)
まずは「1対1対応の数学」についてです。基礎プラスアルファを習得するため、高2の終わりから高3の1学期にかけて使いました。
この問題集は、収録されている問題数は少ないですが、1問から多くのことを学べる良問がセレクトされていると感じていました。また、章末にあるコラムが興味深い内容になっています。
文系数学の良問プラチカ(河合出版)
次に「文系数学の良問プラチカ」についてです。これは“文系数学の良問”という名前になっていますが、理系の友人も使っていました。
過去の難関大入試における有名な問題を網羅していることが特徴です。そのため、基礎を身につけた人が演習用として使うのに最適な問題集になっています。また収録されている問題数がちょうどよく、やりきれなくて途中でやめてしまうということも少ないと思います。
全解説頻出英文法・語法問題1000(桐原書店)
英語では「全解説頻出英文法・語法問題1000」がオススメです。
私はこれを高1から高3まで使っていました。解説がとても詳しいことと、難度の高い問題も収録されていることが特徴です。この一冊を仕上げれば、文法と語法は完璧だと言えるでしょう。
東大受験生には、同じ出版社、同じ著者の「ネクステージ」よりもこちらの方がおすすめです。
参考書の選び方
私は、定番とされる参考書の中から自分に向いていそうなものを選ぶ、という方法をとっていました。
書店に行けば膨大な数の受験参考書が売っています。しかし残念ながら、そのすべてが質の高い参考書であるというわけではありません。
その参考書が定番であるということは、過去の受験生や講師から支持されてきた証拠です。そのため、定番の参考書を選べばハズレを回避できる可能性が高いということになります。
あとは自分のレベルや好みにあわせて選択することで、最適な参考書を見つけることができるはずです。