ここから本文です。

東大生が実践した科目別攻略法東大化学

理科三類 Y.Nさん

化学を始めた時期

東大受験生が理科の勉強をはじめる時期は、大体高2生の冬休みか高2生~高3生にかけての春休みからでしょう。私も高2生~高3生にかけての春休みから、本格的な理科の受験勉強を始めました。

ほかの科目との兼ね合いもあると思いますが、私の場合は約2週間あった春休みのうちに、まだ高校でやっていない分野も含め、「化学重要問題集」(数研出版)をすべてやりました。化学からやる人は私のまわりでは珍しかったのですが、当時は物理が苦手で化学の方がまだマシに思えたのでそちらから手をつけました。

東大化学対策

重要問題集レベルの理論化学ならば、公式を覚えていればほとんど解けますし、まだやっていない分野も重要問題集の各分野のまとめページで理解しながら解きすすめられます。ですので、「化学重要問題集」は一番初めに手をつけるという意味ではおすすめです。

しかし、これだけでは東大レベルには対応できません。

私の場合は、高3生の1学期から「理系大学受験 化学の新演習」(三省堂)の勉強を始め、河合塾大阪校で「ハイパー化学」も受講しました。高2生から河合塾の化学は受講していたものの、この講座はそれとは別次元でした。

高2生までの化学は高校の先取りと復習の意味合いが強く、難易度もそこそこ、という感じでしたが、「ハイパー化学」ではまず、75分で東大レベルの問題(大問)3~4題を解くことが要求されました。

当然解き切れるはずはないのですが、そういう過酷な条件下でどれだけ正確に速く問題を解き得点を取りにいくか、わからないときは何秒で諦めて別の問題に移るか、見直しに何分必要か、など東大入試を乗り切るために必要な取捨選択能力および計算スピード、そして情報処理能力が培われたように思います。

また、扱われている問題が、各大学入試問題から抜粋した良問およびオリジナルの問題ばかりで1問から学ぶことのできる情報量が非常に多かったです。

並行して進めていた「化学の新演習」は夏休み中に終わらせました。わからないときは質問したり、「理系大学受験 化学の新研究」(三省堂)や「理系化学精説」(河合出版)を読んだりして調べていました。
その後は直前期まで「ハイパー化学」に頼って化学の成績を安定させていました。

直前期の勉強法

センター試験後の直前期は、難しめの参考書を購入し、1月の間に終わらせました。難問ぞろいの問題集は直前期にやることをおすすめします。

その後は、東大入試の過去問や東大対策模試の過去問を本番形式で解きながら得点を伸ばしていました。私の場合は、友達数人で集まり模試の過去問を解く間に自然と得点がアップしていきました。

試験の時間配分については、物理60分、化学90分が現実的なところだと思います。
無理して計算ミスを多発しては元も子もないので、自分の計算力に見合った作戦を立てて本番に臨んでください

※この記事をシェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE
pageTop
Copyright©Kawaijuku Educational Institution. All rights reserved.