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東大生が実践した科目別攻略法
東大物理

理科三類 Y.Nさん

今回は物理の勉強法についてお話しします。
東大受験生は、「高2生の夏までは数学と英語を固める」という人がほとんどだと思いますので、物理に取りかかる時期は高2生の冬が多いでしょう(私の場合は、好みの問題で先に化学をやりましたので、高3生の春からでした)。

物理は基本的な法則や公式を覚えていれば、簡単な問題なら解けてしまいます。
しかし、難しい問題になった瞬間どの公式を使ったらよいかわからなくなる人が多いのではないでしょうか。
そういう人は、法則や公式を覚えてはいても「理解」できていないのです。

  • どのようなシチュエーションでその法則は使うことができるのか
  • この問題の設定は何を意図しているのか

物理で重要なことは、たったこれだけだったりします。

物理や数学の問題では、解答を暗記しても仕方ありません。
「この問題はこういう状況だからどの法則が使えて、解答に必要な法則はこれである」と答えられることが重要です。
それさえ書いていれば、部分点で半分以上の点がもらえるでしょう。

物理の効果的な学習法

物理の勉強で最も効果的な方法は、わからないところを質問することです。
どの法則を使うかについて、多くの問題経験を積めばある程度はわかってくると思いますし、ある程度の量をこなす必要はあります。
しかし、物理は1問から多くのことが学べる科目です。

「質問しに行き、理解が正しいか確認し、運がよければ類題を出してもらう」ということを繰り返す方法が最もよい勉強法だと思います。
もっとも、私のように物理の法則すら危ういという場合は、『体系物理』(教学社)などの簡単な参考書を一通り自習してからの方がよいかもしれません。

センター試験・併願校対策

センター試験に関しては、二次試験の勉強をしていれば困ることはないと思います。とはいえ、変わった知識問題が出題されることもありますので、教科書を一周は読みましょう。そこで思わぬ収穫が得られるはずです。

また、試験でよく出る範囲は限られていますので、それに含まれない分野は参考書ではあまり大きく取り上げられません。
私の場合は、一部の大学でのみ範囲に含まれている原子物理について、その大学を受ける3日前だけ集中して勉強しました。

二次試験の時間配分

東大の試験は理科2科目で150分ですが、物理を選んでいる場合は、物理にかける時間は60分前後にすることをおすすめします。

物理はどの法則を使うかの判断が難しいだけで、計算自体はそこまで多くありません。
一方で、多くの人が選んでいるであろう化学は計算量が膨大なことが多く、よほどの計算力がない限り75分以内で収めるのは難しいと思います。

スピードアップには、問題の取捨選択のセンスや経験が大きく関わってきます。本番形式の演習を繰り返して経験を積みましょう。

物理は暗記ではなく、理解の科目です。
初めはとっつきにくいかもしれませんが、一度理解すればその後は、「これほど安定して点が取れる科目はない」というくらい信頼のおける科目になってくれるはずです。

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