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東大生が実践した科目別攻略法東大地理

文科一類 T.Mさん

東大地理の特徴

東大地理には、ほかの科目と似ている点と、異なる点があります。

まずは、似ている点から述べます。
世界史と一緒に選択した場合に顕著なのですが、問題数が多く、全部を解き切り高得点を得るには時間との戦いとなることが挙げられるでしょう。
英語や数学と同じく、解ける問題から着実かつ迅速に解く必要があります。

次に、異なる点を挙げます。それは、問題構成の特異性です。
第一に、基礎的問題が占める割合が圧倒的に高いです。
世界史も基礎的問題が多いですが、地理はそれ以上です。求められている知識はセンター試験で9割を確実に取れるレベルといったところでしょうか。これは、センター試験は満点レベルが当然の英語や数学とは大きく異なります。

第二に、初見資料を解釈する問題が多いことも特徴的です。
数学でいうところの整数問題のように決まりきった解法を当てはめるのでなく、その場で思考する問題が多いです。

東大地理の対策

以上の特徴を踏まえて、どのような対策をするとよいか、アドバイスさせてもらいます。

1つ目は、「基礎的な事項をスラスラ文章化できる練習を積むこと」です。
東大地理で求められる知識はセンター試験と同レベルです。ですが選択問題で正解することと、字数制限有りの記述問題でポイントを過不足なく押さえることは別物です。たとえば、「ラトソルとポドゾルの違いについて60字で叙述してください」という問題を過不足なく解くことは案外難しいものです。

その対策として、私は何周も参考書を読み込んでセンター試験レベルの知識をインプットする作業と、学んだ知識を書き出してアウトプットしてみる作業を繰り返しました。
センター試験レベルの知識で答えられる問題は、ほとんど迷わずに書ききれるようになることが高得点獲得への必要条件と言えるでしょう。

2つ目に、「初見資料を読み解くタイプの問題への対策を行うこと」が挙げられます。
先に断っておきますが、この分野の対策は1つ目で挙げた基礎対策を終えてからにしてください。というのも、基礎ができないと致命的な差になりますが、資料を読み解く問題は難易度が高く、できない人が多いうえに配点も基礎より低いため、こちらに優先順位をつけても即効性が低いからです。

これは比較的対策が難しい分野ですし、過去問でその難易度を知ることは欠かせないでしょう。

そのほか、私の受験年にあたる2011年には中国のレアアースに関する問題が出ました。このように時事性の高い問題も織り交ぜられやすいので、日頃からニュースを見ておくとよいかもしれません。スマホでチラッとでもニュースに目を通す習慣を身につけましょう!

やや抽象的なアドバイスに終始してしまいましたが、受験、頑張ってください!!

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