東大生に聞く! 高1・2生がやるべきこと東大に行こう
イメージが変わった駒場祭
- 井上 優 さん
- 理科二類 入学
東京都 筑波大学附属高校 出身
2016年度 河合塾 秋葉原館 在籍

- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“東大現役合格”へと導く河合塾のコース
私は高校2年生のときに2度、東大を訪れました。1回は駒場祭で、もう1回は本郷キャンパスの見学に行きました。
イメージが変わった駒場祭
駒場祭に行ったのは、自宅が近かったのに1回も行ったことがなく、一度見に行ってみたらと親にすすめられたためです。
当時は、「東大=ガリ勉、真面目」というイメージが強かったこともあって、東大に興味を持っていませんでした。しかし、駒場祭に行ってみるとにぎやかに楽しんでいる学生たちがたくさんいて、それまでのイメージがくつがえりました。そして東大に興味を持ち、情報を収集し始めるきっかけになりました。
学園祭は、普段の大学の雰囲気や研究の様子を知るのは難しいですが、学生の雰囲気を知るのにはとても適していると思います。実際にその大学に通う学生をたくさん見ることができ、この人たちのようにここの学生になりたい、と憧れを持つと、その後の受験勉強のモチベーションになります。
東大の学園祭は2つ(本郷キャンパスの五月祭・駒場キャンパスの駒場祭)ありますが、駒場祭は大学1年生のほぼすべてのクラスが模擬店を出すこともあり、とてもたくさんの店が出て盛り上がります。東京周辺に住んでいる人は、高1・2生の間に遊びに行く感覚で訪れてみるとよいと思います。
本郷キャンパスの見学
2回目は、本郷キャンパスを見に行くことが目的でした。高2の冬、志望校として東大を真剣に考え始めた頃、本郷キャンパスにそれまで行ったことがなかったので、一度くらいは、と見に行きました。
初めて赤門を見たり、構内にあるレストランで食事をしたり、弥生キャンパスのハチ公の像を見たりと、おのぼりさん状態でしたが、歴史ある建物が立ち並ぶ荘厳さや、歩き回るのが大変なくらいの広さを実際に見ることができて、よい経験になりました。
大学は一般の人にも開かれているので、行事などが何もないときに構内を散歩してみたり、学食に行ってみたりすると、日常の様子がわかっておもしろいかもしれません。
受験本番までに少なくとも一回は両キャンパスを訪れてみるとよいと思いますが、受験生になると時間的にも気分的にも忙しくなって、なかなか時間が取れないので、高1・2生のうちに遊びに行くのがおすすめです。
高校生向けのイベントに参加
学園祭、オープンキャンパス、高校生のための公開講座など、東大には高校生が参加できるイベントがいくつかあります。
楽しいお祭り的な雰囲気を味わいたければ学園祭、模擬授業などで勉強や研究の様子を知りたければオープンキャンパス、普段のキャンパスの様子を知りたければ何もないときにキャンパスを見学に行く、など自分の目的に合わせて、イベントの機会も活用し、ぜひ気軽に訪れてみてください。
- 高校グリーンコース(高校生対象)
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