ここから本文です。

HOME > 受験対策 > 苦手科目の克服法 > 文類:文科二類 繰り返し解いて傾向をつかむ

苦手科目の克服法文類
繰り返し解いて傾向をつかむ

T.M さん
文科二類 入学
東京都 麻布高校 出身
2013年度 河合塾 秋葉原館 在籍高校グリーンコース

僕は全科目が「可もなく不可もなく」といった成績で、これといって苦手科目はありませんでしたが、しいて言えば現代文が苦手でした。
なんといっても難解な文章を読む気が起きず、高3生の夏までまともな勉強をしていませんでした(受験生のみなさんは僕のようにならないことを強くすすめます)。

しかし勉強を始めて、それからの最後の半年で成績を上げることができましたので、その勉強法をお話ししたいと思います。

現代文は自分で勉強することが難しいので、高校・塾の授業をあてにできる人は有効活用し、それが厳しい人は2000年以降の東大二次試験の問題を何度も解くとよいでしょう。
現代文の入試問題は大学ごとの傾向の差が大きいので、他大学の現代文の問題を解くよりも、むしろ同じ問題を何回も解いて東大現代文の傾向をつかむことが大きな強みになります。

二次試験の解答はできるだけ多くの出版社から調達しましょう。問題を解いた後に解答を読み比べ、どの出版社の解答も信じすぎることなく、一方で納得できる部分は吸収してみてください
また夏に行われる模試の結果も、あまり気にする必要はありません。それよりも、自分の解き方を身に付けてください。

しかし、そう言ってもわかりづらいと思いますので、若干掘り下げてお話しします。

現行の東大現代文は、時間配分が重要です。試験時間は、長いように見えて意外と短いです。
まず、一度文章全体を読んだ後に、文章の最後についている注釈を参照して傍線部周辺を徹底的に調べます。そして、文章の意味を理解するのに加え、明示された指示語の内容を理解し、「どういうことか」「なぜか」という問題の要求に沿った解答を慎重に作ります。解答欄は基本的に小さめですので、無駄を省いた解答が求められます。

合格点は、指示語周辺を要約するだけでよい簡単そうな問題を見極めて、集中的に時間を割くだけでも十分に取ることができます。しかし、高得点を取るためには、段落の頭のディスコースマーカー(※)を用いて文章全体の流れを把握し、難しい問題に対応する必要が出てきます。
とはいえ、現代文の成績は採点者によって大きく左右されてしまうため、現代文で高得点を取ろうとあてにすることは危険です。ほかの科目で安定した点数を取れるように努力することが先決です。

むしろ現代文は、勉強することを一つの楽しみとして、気楽に考えた方がよいのかもしれません。
東大現代文の「死」や「芸術」、「他者とのかかわり」などに関する文章を読むことは、受験にまっしぐらになる受験生へ待ったをかけ、冷静に自己を見つめ返す貴重な機会になるのではないかと思います。
実を言うと、僕は受験直前期には現代文が好きな科目になっていました。
受験生のみなさんも、ぜひ現代文のとりこになってみてください。

※ディスコースマーカー:文と文との論理関係をつなぐ言葉

理類の先輩の記事を読む理類の先輩の記事を読む

苦手科目を克服しよう!苦手科目を克服しよう!

苦手科目は、きちんと学習指針を立てて対策することが大切です。
河合塾の東大対策の授業・講習などを活用して弱点を克服し、得点力をアップしましょう!

※この記事をシェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE
HOME > 受験対策 > 苦手科目の克服法 > 文類:文科二類 繰り返し解いて傾向をつかむ
pageTop
Copyright©Kawaijuku Educational Institution. All rights reserved.