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私の進振りレポート文科二類 → 経済学部

入学前に考えていた進路

私は小学生の頃より、公認会計士になることを夢見ていました。その理由はお金に関することに対して興味があり、また資格必須の職業であるため安定感もあるといった理由からでした。

そのため、東大受験をするのなら親和性の高い経済学部に進もうと思ったのは当然のことでした。そして私は、経済学部に最も近い科類である文科二類を受験して苦難のすえ、合格することができました。

さて、進学選択制度(通称:進振り)といえば点数の高低による学部の席の奪いあいにばかり目が行きがちですが、たとえば文科一類から法学部、文科二類から経済学部に進むのならば、そこまで高い平均点を求める必要はありません。前者はほぼ全員が法学部に進めますし、後者とて4分の3は経済学部に進めます。

ということで、私は1年生の間は経済学部に進むことに関してはそこまで心配をしていませんでした。単位を落とさずにいれば自然に経済学部に進級できることがわかっていたため、かなり気楽でした。

入学後に芽生えた悩み

しかしながら、東大の教養学部で高度な授業を受けているうちに、ひとつの悩みの種が私のなかで芽を吹き出したのです。
それは、「東大で東洋史、特に中国史の勉強をしたい」という欲でした。

私は元来、中国の歴史に強い関心がありました。しかし、それはあくまで英雄や人間模様、国家の興亡に関する興味にとどまっていました。
そこへ、教養学部で学問的なアプローチを加えた中国史の講義を目の当たりにしたことで、価値観が大いに揺さぶられました。

その結果、私は「文学部東洋史学科」と「経済学部」のどちらに進むかで悩まなければいけなくなりました。もちろん、公認会計士の資格勉強はどちらに行こうがやるつもりではありましたが、大学では好きなことを勉強したい、という思いも日に日に強くなっていきました。

進路を選んだ理由

結局、結論を出せないまま2年生になって、公認会計士になるための学習を始めることとなりました。ここで、私はある現実と向き合いました。

公認会計士の資格を短期間で取ることは相当に困難であることを、日々の勉強の中で認めざるをえなくなってきたのです。
少しでも合格率を上げるためには、最大効率化を図る必要があります。そのために、やはり公認会計士の資格と親和性の高い経済学部に進むことを決心しました。

今現在、私は経済学部の基礎科目の授業に出つつ、公認会計士の勉強を毎日しています。授業より得られる知識はやはり資格の勉強との親和性が高く、役に立つものも多いため間違った判断ではなかったと考えています。

しかし、まったく後悔がないというわけでもありません。皆さんは「本当にやりたいこと」と「やるべきこと」を、よくよく考えて学部を選択するようにしてください。

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