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私の進振りレポート文科二類 → 経済学部

私は文科二類として東京大学に入学し、進学振り分け(正式名称:進学選択制度)では経済学部を選択しました。これは文科二類の学生としては非常に無難な選択です。
今回は、なぜ私がこのような選択をするに至ったのかという経緯と、進学振り分けに関する私の考えをお話ししたいと思います。

東大入学前に考えていた進路

まず、私は東京大学に入学する前から漠然と、経済学部に行きたいと思っていました。将来社会に出るにあたって、経済学が最も役に立つと考えていたからです。そのため、大学入試では経済学部に行く近道である文科二類を受験しました。

進学選択のためにしたこと

しかし、大学入学後の文科二類時代は、経済学以外の授業も積極的に受講していました。文学や心理学について学び、本当に経済学以外の選択肢はないのかを見極めたいと思ったためです。

そのような気持ちがあったので、定期試験では高得点を取ろうと努力していました。
文科二類から経済学部以外に行きたいと真剣に思うようになった場合、進学先によっては進学振り分けで高い点数が求められるからです(進学振り分けは主に定期試験の点数によって、志望学部への進学可否が決まります)。

進学選択で選んだ進路

しかし、最終的には経済学部が自分に最適だと判断するに至りました。教養課程でさまざまな分野について学んでみて、経済学の方が勉強していておもしろいと感じたからです。結局、定期試験をサボらないようにしていたこともあり、第1段階(決まらなかった場合は、最大第3段階まであります)で経済学部に内定することができました。

そして2年生の秋から専門課程の授業が始まりましたが、ここで経済学の基礎を一通り習うので、最も勉強が大変な時期でした。

進学選択制度のメリット・デメリット

最大のメリットは、大学に入ってから自分の進路を決めることができる点です。
さまざまな分野の学問に触れたうえで自分の専攻を決めることができるのは、東大の大きな特徴です。

一方でデメリットは2点あると思います。
1つ目は自分の志望する学部に必ずしも行けるわけではないこと。
自分の行きたいと思った学部が人気学部だった場合、定期試験でかなり高い点数を取らなければいけません。大学に入ってから遊びすぎてしまうと、自分にとってあまり興味がない分野に進まなければいけなくなってしまう恐れがあります。

2つ目は専門性が低くなってしまうこと。
教養課程があることで、学部生が専門分野について学ぶのは2年生の秋以降ということになります。特に文系の場合、理系に比べて大学院に進学することが少ないため、他の大学と比べて専門分野について学ぶ期間がかなり短くなってしまいます。

これらは、大学に入る前から学びたいことが決まっている人にとって、大きなデメリットかもしれません。
しかし、私のように大学に入ってからさまざまな分野の学問に触れてみたいと思っている人や、そもそも何を学びたいのか決まっていないという人にとっては、これらのデメリットは大きな問題ではないでしょう。

東大を他の大学と差別化する最も大きな要素が進学振り分けだと思います。この制度が自分に向いているかどうかを、一度真剣に検討してみることをおすすめします。

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