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東大生、海外へ行く:長期留学(留学準備)

教養学部 H.Sさん

前回、「短期留学(中国・南京大学)」では、僕が大学2年の夏に中国の南京へ短期留学に行き、中国語や中国への関心が増し、さらに長期の留学を志望するきっかけとなったことをお話ししました。

長期留学を志す根本の動機になったのは、「もっと語学ができるようになりたい」「もっと中国について詳しくなりたい」などのような「もっと!」という気持ちでした。

東大の2年生

大学2年の夏は、東大生にとって進学選択を経て自分の専門を決める重要な時期です。
それまではいわゆる一般教養として文理を問わず広く学び、その中でどの分野が自分の専攻としてふさわしいかを考えます。
当時、僕はどの科目にもそれなりに興味を持って取り組んでいたものの、「これだ」とピンと来る分野がなく、そのことをとても歯がゆく思っていました。

このままでは、東大でこれを学びました、身につけました、と胸を張って言えるものがないまま卒業してしまうのではないか、と不安だったのです。

そのような時期に短期留学に行き、中国語の魅力を再確認したことは前回お話しした通りです。
その頃の僕が、もっとも興味と熱意を持って取り組むことができたものが中国語でした。僕にとっての「胸を張って学んだと言えるもの」として、中国語をしっかり学んで身に付けようと、この時決心がついたのです。

踏ん切りがついてからは、長期留学に行くことへの迷いはなくなりました。語学をしっかりと身につけるには、3週間の短期留学ではやはり物足りないからです。
僕は短期留学を終えて、日常会話より上のレベルをめざすには、現地で学び、現地で過ごす時間がある程度の長期に渡らなければ効果が薄いと実感していました。

東大の留学制度

料理人と北京ダック
留学先を北京にした決め手の一つです。もちろん食べ物だけでなく、「中国文化」を体感することができる都市だからです。

東大は、20以上の国や地域に交換留学の協定校があり、学内での選考を通して留学に行く学生を選抜します。留学期間は半年または1年間で、応募の時期は留学先の国や地域によって異なります。

大学の交換留学制度を利用して留学に行くことのメリットとしては、留学先で滞在する寮があらかじめ確保されていること、奨学金が出ることなど、現地で生活するためのサポートが充実している点がもっとも大きいです。
こうしたサポートのおかげで、海外に滞在することの不安やストレスが少し解消できたと思います。

長期留学の落とし穴

酒店=ホテル
正式な留学開始日よりも前に現地入りしたので、開始日まではホテルに滞在することも。

短期留学」でお話ししたように、僕はあらかじめ、中国での留学生活がどういうものかのイメージを持ったうえで長期留学に臨みました。
しかし、周囲の留学生の中には食事や衛生面などの生活環境が合わず、苦しい留学生活を送った人もいたようです。

長期留学では、少なくとも1学期の間は現地に滞在しなければなりません。環境が合うかどうかには十分注意し、よくよく考えて決断することが必要です。
逆に、1年間の留学を終えた暁には、「日本から離れたところでも、きちんとやっていけた」という自信がつくはずです。

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