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東大生、海外へ行く:短期留学(中国・南京大学)

教養学部 H.Sさん

私は2014年の9月から2015年の7月にかけて、中国の北京大学に留学していました。今回は、北京大学での学びについて、1学期目と2学期目に分けてご紹介したいと思います。

1学期目(留学生専用学部)

教室の様子

上半期は、「対外漢語学院」という学部に所属しました。ここは、各国の留学生が中国語を学ぶために入る学部で、行われる講義はすべて語学に関するものです。
講師は基本的に中国人で、授業もすべて中国語で行われます。

学期の初めに行われる語学力測定テストの点数により、10~15人程度の少人数のクラスに分けられ、授業は基本的にこのクラス単位で行われます。

留学生専用の学部ですので、中国人学生と一緒に授業を受けることはできません。その代わり、どのクラスも国際色豊かです。
私のクラスは、アメリカ人、モンゴル人、オーストリア人、エジプト人、韓国人、日本人でした。

英語ができない学生もいますので、中国語だけがクラスの共通語でした。中には片方の親が中国人という学生もいて、そういった学生は中国語の運用能力も相当高いため、彼らと会話することが一番の会話の訓練になったと思います。

2学期目(国際関係学院)

交換留学生は、「HSK」という中国語の語学力テストの最上級(6級)に合格することで、「対外漢語学院」以外の学部に所属して授業を受けられるようになります。

私は留学前から、「語学だけ学んで帰ってくるのはもったいない」というアドバイスをさまざまな方からいただいていたので、2学期目は「国際関係学院」という学部に入って現地の学生と一緒の授業を受けました。

1学期目とは環境が打って変わって、周囲は中国人ばかりで、授業中使用される中国語も留学生向けのわかりやすい中国語ではありませんので、スピートが早くて聞き取るのがやっとでした。
レポートや発表、試験もすべて中国語で行われ、要求されるレベルもネイティヴの中国人と同じであったため、追いつくのにはかなり苦労しました。

その代わり、精神的に鍛えられるとともに「中国語を用いて学ぶ」という経験を通して、より本場の中国語を身につけることができたと思います。

周囲にいた日本人

クラスメートの「北京大学Tシャツ」にメッセージを書いている様子

私の周囲にいた日本人留学生には、1年間通して留学生専用学部で過ごす人が多い印象でした。「中国への留学は、『語学留学』色が強くなる」といえるかもしれません。

実際、英語と違って、中国語は初級レベルの学習者が多く、「語学を身につける」ということを第一目標にしている留学生が大半を占めていました。

しかし、「語学を学ぶだけでは物足りない」という場合でも、私の2学期目のように、現地の学生と交じって授業に参加することもできます。

現地に行くことでしか学べないもの

留学といえば英語圏をイメージする方も多いと思います。しかし、留学先の地域にはさまざまな選択肢があり、土地によって異なる言語や文化を学ぶことができます。
特に語学には、現地を体験して初めてつかむことのできる感覚が非常に多いと思います。

今回の私の学びは語学が中心でしたが、「現地に行くことでしか学べないものがある」ということは、それ以外のことにも通じているのではないかと思いました。
留学を通して得た「自分で見て、体験して学ぶ」という姿勢を今後も大切にしていきたいですし、この記事を読んでくださった皆さんも、今後の学びに活かしてくだされば幸いです。

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