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東大生、海外へ行く:短期留学(中国・南京大学)

教養学部 H.Sさん

異文化とのギャップは、海外経験につきものだと思います。しかし、私が1年間留学した中国は、文化面では日本とある程度の共通基盤を持っています。

目に入るのは漢字という共通の文字ですし、食事も箸を使って食べます。宗教観なども近いため、欧米圏への留学に比べればカルチャーショックはそれほど大きくないでしょう。
しかし、日常生活における感覚の微妙なズレは、やはり気になってくるものです。

日本なら「え!?」と思う行為だけれど

もっとも印象に残っているのは、食事中のマナー意識です。
日本人なら「え!?」と思ってしまう行為ですが、現地ではいたって「普通の」行為として通っていたものをご紹介します。

魚や鶏肉の骨のような食べられない部分は、お皿の端っこに寄せておきますよね。しかし、向こうではお盆の上、さらにはテーブルの上にまで放置してしまいます。
そのため、食堂のテーブルは大変なことになっています。

また、中国では、「大皿の料理を各々が直箸でつつく」というのが基本の食事スタイルです。
これらの習慣は、僕は平気でした(慣れました?)が、人によってはなかなか馴染めないかもしれません。

留学を通してしか学ぶことのできないもの

こうした点以外にも、気候など環境の違い、人々の距離感の違い(中国はとにかく人が多いです)など、海外に出るうえで避けて通れないギャップは数多くあります。

たとえば、北京の方言は自然と声が大きくなり、きつい言い方に聞こえることが多いです。しかし、語学とあわせて、こうした「文化の差異」もまた、留学を通してしか学ぶことのできないものだと、留学を終えた今では思います。

さらに、中国のように広い国では、地域ごとでも「環境・文化の差異」は存在します。それを知ることができることも、留学の醍醐味です。

留学は、ある国について「通」になるための最適の手段だと、僕は考えています。ギャップを体験することこそ、その第一歩です。

とはいえ、準備なしで異文化に飛び込むのはきついものがあるでしょう。留学先の環境や文化についてよく研究したうえで、心と道具(洋服など)の準備をきちんとして留学に臨むことをおすすめします。

今回の留学を通して

今回の留学を通して、たくさんの中国人と出会いました。
親しくなった友達もいますし、売店のお兄さんなど、毎日顔を合わせるだけで会話はしない人もいました。
その中で印象に残っているのは、彼らとの別れの際の会話です。

留学が終わりに近づくと、現地の顔見知りに「まもなく日本に帰る」旨を伝えることが多くなりました。そうしたとき、彼らのほとんどが同じ言葉を発したのです。
「また中国には来る?」と。また来てほしい、と期待を込めて言っているようでした。

これが北京流の別れの際の常套句なのか、それとも北京の人たちの土地・国への愛着から発せられたものなのか、今の僕にはまだ分かりません。
それでも、その会話を思い出すと、また行きたいな、という気持ちになります。

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