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東大のあんな授業こんな授業 ラリー参戦プロジェクト(前編)

田村 拓也 さん
工学部 3年
静岡県立静岡高校 出身
2012年度 河合塾 本郷校 在籍大学受験科

皆さんこんにちは、私は、東京大学海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト「Team MUSASHI」広報部門長、東京大学工学部システム創成学科の田村と言います。
今回は、東京大学工学部の授業である「東京大学海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト」についてお話しします。

東京大学海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト

このプロジェクトは「ものづくりと国際化教育の融合」をめざして行われ、プロジェクト6年目にあたる2015年度は、自動車整備士養成学校であるホンダ学園ホンダテクニカルカレッジ関東とタッグを組み、海外で行われるモーターラリーの大会に参戦します。ちなみに、両校の正式な授業として登録されています。

プロジェクトでは、車の修繕をはじめ、スポンサー獲得などの渉外活動や海外大会のエントリー手続き、車の海外輸送手続き、そして現地でのサポートまで、ラリー参戦に必要なことをすべて学生が行います。
普段の座学だけでは経験できないこれらの体験を通じて、ものづくりの基礎技術や渉外交渉マナー、異文化などを学ぶことで、グローバルな視点が身についてきたと私自身感じています。

ストーリーがなければ人は動かせない

私は、広報部門長として、このプロジェクトを多くの人に知っていただくためにSNS運営やポスター作成、イベントの段取り、メディアの方々とのやりとりを担当しています。

もちろん今まで経験はゼロ、引き継ぎもありませんでした。すべて自分で考えて、広報活動を行っています。

今まで広報を務めてきて、一番感じたことは、ストーリーの大切さでした。
プロジェクトとして、最終的に何をめざしていて、それが何につながって、そのために何をしてきて、何をしようとしていて、何を感じているのか。これらを他人が納得できるように説明ができなければ、人は動いてくれません。

私は、社会における人の動向をシミュレーションする研究をしたいと考えているので、このプロジェクトでさまざまな人と関わった経験は、大きく役に立つのではないかと考えています。

Team MUSASHIの車

「Team MUSASHI」では、5台の車両のレストア、整備を必死に進めてきました。どの車もすべて1970年式です。どれもかっこいいです。

夏休みが終わった頃からは、毎日授業が終わった19時頃から活動を始め、24時前後まで続けたり、夢中になって徹夜で整備をしたりすることもありました。

まったく知識のないものに触り、あれこれと考えながら機構を学び、ものを作っていく、そして何時間もかけた後にようやく思ったようにものが動き出す、そこに大きな達成感がありました。

私はドライブが好きですが、自分で整備した車を運転するとなおさら楽しいです。普通の車では経験することのない、生きている乗り物を操っている感覚です。

プロジェクトの仲間たち

このプロジェクトに参加する学生の参加動機はそれぞれです。車が好きでたまらない人はもちろんですが、海外文化に触れてみたい人、苦楽を共にして最高の仲間を作りたい人、行動力・積極性を身につけたい人など、さまざまな学生が集まっています。

そういう多様なバックグラウンドを持つ学生たちが、「Team MUSASHI」として全員が一致団結して日々努力を重ねています。

何の知識もない学生が1年の中でお金を集め、車を作り、海外に輸送し、ラリー大会で走らせるということは非常に困難です。
そのプロジェクトが成り立っているのは、こんなメンバーが集まっているからこそだと、一緒に活動をしている仲間を見て感じています。東京大学に入学し、このプロジェクトに携わることができたことに感謝しています。

これから私たちは、3月と4月にラリー本番を迎えます。これからも立ちはだかる壁に正面からぶつかり、それを乗り越えていくことで、困難に打ち勝つ「タフさ」を身に付けていきたいですし、必ず成功させたいと思っています。

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