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理科三類 1年前期の時間割例

 
1限     数学Ⅰ(B) 物質・生命一般 身体運動科学
2限 認知神経科学 熱力学A 物理学A 英語Ⅰ 基礎現代化学
3限 中級英語(LS)Ⅰ ドイツ語一列 生命化学基礎① スポーツ身体運動Ⅰ 数学Ⅱ
4限 情報処理 数学ⅠⅡ演習(ⅠB) 英語Ⅱ 物質・生命一般 ドイツ語二列
5限 ドイツ語初級
(実習)
    適応行動論 医学に接するゼミ
隔週   数学ⅠⅡ演習(II)      

●特性その1 あまりみかけない

確かに理三生は90人程しかいないということもあるのか、とりあえず各科目とも50点とっておけば医学部に行けるということで、始めこそはまじめに出席していた彼らも、五月祭頃からボツボツ抜けて行き、結局1クラスに3人位しかいなくなってしまうのです。かくして彼らをしっている者は、同じクラスの理二生や、理三生同士となってしまいがちですが、授業に出ない分、理三生はサークル活動に精を出す人も多いので、それなりに人脈はあるようです。もちろん、きちんと授業をとっている理三生もいて、そういう人はやはり「とてもよくできる」人が多いです。

●特性その2 鉄門会がある

鉄門会とは、理三生のみが入れる運動系サークルで、野球・テニス・サッカー・バドミントン・スキー…などなどあり自由に入ることができます。そして、なかなか練習がきついところもあって、一生懸命練習に励んでいるところが多いようです。まあ、受験でなまった体をほぐすには丁度良い、といったところでしょうか。ところが大抵の理三生はこれだけでなく、色々他のサークルに入っています。やはり、比較的自由に恵まれた彼らにとって、駒場の2年間は好きなことができる最高の期間なのでしょうか・・・。

●特性その3 根は真面目な人が多い

何だかんだ言っても彼らは受験の最難関を通過してきただけあって、試験前の追い込みの仕方は目を見張るものがあり、ぜんぜん授業に出てなくても、物理などを高校の知識で解いて軽くAを取ってしまったりする奴もいて、進振りを控えている理二生から白い目でにらまれることもままあります。また、彼らはよく変人扱いされますが、僕の見る限り極普通の大学生であり、話してみると、話題も豊富で面白い人が多いです(たまに、“こいつ本当に理三かよ!!”というような人もいますが)。しかし、みんな結構真面目に将来を考えているようです。

●特性その4 バイトのプロである?

理三生の親が医者であることは意外と少なく、別に皆が皆金持ちというわけでもありません。しかし、彼らは、その実績(?)をたてに、アルバイトに精を出す輩が大部分なのです。大抵彼らは楽でしかも収入の高い家庭教師や塾で教えることになりますが、文科生が時給2,500円や3,000円で我慢(ちょっと安いか?)しているのを尻目に、平均的には時給4,000~5,000円、なかには時給10,000円という、水商売並みに稼いでしまう強者もいます。が、一方で、あまりプレッシャーを感じるのもイヤということで時給もあまり高くしない人が多いようです。

●特性その5 実は医学を全く知らない

皆さんにあらかじめ言っておきますが、理三生だからと言って、彼らが病気を治せるわけではありません。彼らにとって本業である医学の講義が始まるのは本郷へ無事進学した後、つまり3年以降がほとんどなので、いきなり「気分が悪い」といわれても背中をさすることしかできず、「鼻血が出た」と言ってもティッシュを丸めてあげることしかできません。そーゆー時は、とりあえず保健センターに行くか、彼らの数十年後に期待してください。(期待できるでしょうか?)

ここにあげたのは理三生の一部分です。理三90人と言えど多種多様な人がいるとおもいます。そして彼らは一人一人、自分の将来の役割なるものを心のどこかにおいて、多少なりとも考え悩みながら、本郷へと進学して行くのです。