東大合格体験記2019自分を見つめ直す良い機会と
なった東大推薦入試
- 理科三類(医学部医学科)推薦合格
- 2018年度 河合塾 本郷校 在籍
志田 美菜さん
茨城県 茨城高校 出身
- 大学受験科(高卒生対象)
- 再スタートする高卒生を東京大学“合格”へと導くコース
合格おめでとうございます。今の気持ちをお聞かせください。
辛いこともたくさんありましたが、第一志望に合格できて嬉しいです。
なぜ推薦入試に挑戦してみようと思ったのですか?
高校時代に行なってきた活動や、自分の考えてきたことを聞いてもらえると思ったからです。また、推薦だと入学後のサポートが手厚い学部が多い、ということも理由の一つです。
他大学や東大の他学部の推薦入試も検討しましたが、自分が興味のある分野の研究が盛んで、おもしろそうな研究室のある東大の医学部医学科を受験することにしました。
いつ頃推薦入試を受けることを決め、実際の準備はいつから始めましたか?
また、面接審査の準備はどのようにしましたか?
高卒生になった4月か5月頃に決めて、それからIELTSの勉強を始めました。高校生のときに既に英検1級を取得していましたが、IELTSも取っておいた方が安心だと思ったからです。
書類等は、9月頃から時間のあるときに内容を考え始めて、11月の出願期限までに完成させました。高校や河合塾、家族、友人など、多くの方々にフィードバックをもらって、修正を加えつつ完成させました。
願書に添付する「推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料」には、何を提出しましたか?
中学・高校時代に行なった国際的な活動の記録や、英語の検定試験のスコア、教育や科学に関する活動の記録などを提出しました。
面接審査の様子を教えてください。どのようなプレゼンテーション資料を作成しましたか?
高校時代の自分の活動から、自分のスキルや考えてきたことを伝え、大学に入ってからどうしたいのか、自分が将来成し遂げたいことを話してまとめました。さほど緊張せずに発表できました。
センター試験のできはどうでしたか?
9割近く得点することができました。
センター試験の本格的な対策はいつから、どのように行いましたか? また、過去問はいつから、どのくらい解きましたか。
センター試験の1カ月前から対策を始めました。過去問は、どの科目も5年分は解いたと思います。
東大の一般入試は出願しましたか?出願した場合は、二次試験の対策をどのように行いましたか?
東大の一般入試も出願しました。
二次試験の対策は、河合塾の授業の予習・復習を中心に勉強していました。特に、復習には力を入れていました。
よく基本が大事だといわれますが、本当にその通りなので、難しい問題に直面して解けなかったときは、基礎シリーズ(1学期)や教科書に立ち返るようにしていました。
いつ頃から河合塾に通い始めましたか?また、どのコースを受講していましたか?
高校を卒業後からです。本郷校の大学受験科の「ハイパー東大理類数理演習コース」を受講していました。
河合塾でよかったことは何ですか?
講師の方々やテキストを含めて、授業がよかったです。おかげさまで、東大対策模試では常にA判定をもらうことができました。
模試の結果は推薦入試の合格に直接的には無関係ですが、高校などに推薦を受験することを承諾してもらうためには重要だったと思います。
また、A判定をもらっているという安心感があったので、書類等の準備にも時間を割くことができました。
来年の受験生に向けてアドバイスをお願いします。
将来やりたいことが明確に定まっている人は、推薦を検討してみるのもよいと思います。
書類や面接では、自分の言葉で自分の過去・現在・未来を語ることが求められるので、自分を見つめ直す良い機会になりますし、将来の糧になることは間違いないです。
一方で、大学入試は通過点に過ぎないと思うので、どの入試形態が一番入りやすいかを優先すべきだと思います。推薦は準備するなかで得られることも多いですが、その分、労力を要します。
たとえば人前で話すことは得意かどうかなど、自分の得手不得手を見極めて、どちらで出願した方が受かる可能性が高いかを自分で判断することが大切だと思います。
チューター(進学アドバイザー)からのメッセージ
東京大学医学部合格おめでとうございます!普段の授業の予習や復習と、IELTSの勉強を両立できていたのは計画的に物事をこなす志田さんの努力の結果だと思います。基礎からしっかり勉強してどんどん成績を伸ばしていく姿はとても頼もしかったです。 担当チューター:後藤 未来
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