東大生のおすすめ勉強法勉強継続法 CASE7
勉強場所は重要です!
文科二類入学 M.Tさん
受験生の皆さん、こんにちは。今回は勉強継続法についてお話しします。
勉強を毎日行うのは、必要なことだとわかっていても難しいことでしょう。
しかし、いくら勉強を効率的に行おうが、トータルの時間が短ければ意味がありません。
継続に必要な要素
では、継続して努力するために必要な要素とはなんでしょうか?
いろいろあると思いますが、私は環境が最も重要な要素だと思います。効率性は勉強方法で工夫できますが、それを継続するためには良い環境が必須です。
さて、環境とひとくちに言っても、広すぎてよく分からないと思われますので、一つ具体例を挙げましょう。
それは、自習をする場所です。
人にはそれぞれ自分にあう自習場所があります。ある人は自宅、ある人は高校の図書室など、さまざまです。いろいろな自習場所を探して、自分にあった場所を見つけましょう。
見つからない場合は、友達に聞いてみましょう。穴場を教えてくれるかもしれません。
集中しづらくなってきたら
また、同じところでばかり勉強していると食傷気味になったり、時期によっては最も適当な場所が変わることも大いにあり得ます。
その場合は、さっさと新しい自習場所を探しに行きましょう。
私は高校3年生のはじめ、予備校の自習室の雰囲気がいまひとつあわず、かといって高校の教室や自宅では集中して勉強できませんでした。そこで、友達に相談して他の自習室を教えてもらいました。
そこは私にあっていたようで、毎日通って自習をした結果、勉強時間が大幅に増加し、成績アップにつながりました。
しかしながら、高3生の後半の時期になると、今度はそこの雰囲気と自分の心理状態があまりかみあわなくなり、自習室での勉強がはかどらなくなっていきました。
そこで、もともと通っていた方の自習室へ戻ると、意外と心地よく感じられるようになっていて、今度はそちらでスムーズに勉強することができました。
このように、自習場所に代表される勉強環境を自分にとって最適なものにするためには、常に自分自身に対して分析をしていくことが肝要です。
自分を知り、自分の最適な環境を探ることこそ、勉強を継続する重要なコツです。