ここから本文です。

HOME > 受験対策 > 東大合格者の過去問活用法 > 二次試験 文類: 文科三類5 東大D判定からの過去問活用法

東大合格者の過去問活用法二次試験(文類)
東大D判定からの過去問活用法

K.S さん
文科三類 入学
東京都 開成高校 出身
2018年度 河合塾 大宮校 在籍大学受験科

過去問活用は、学力が過去問を解くレベルに達してからこそだと思います。というのも、過去問を解く意味は、「その大学の入試問題に慣れること」にあるからです。
僕は東大入試オープンの判定がD判定とC判定でしたので、十分な学力がつくまでは解くべきではないと割り切って、過去問は大半をセンター試験後に使いました。

過去問で知識をつけられる?

過去問で知識をつけられるという考え方もありますが、何十年分と網羅しない限り、分野の偏りが激しくなり、賭けのような受験になる可能性があります。知識をつけるベースは、全分野をカバーしたテキストや教科書におく方がよいと思います。

ただし、レベルや傾向の把握のために高3の早い段階で数年分を解いて、力量を測ったり必要な力を考えたりするのはすごく大事ですし、ぜひやってほしいです。
東大の問題は小手先の技よりも考え方や知識、理解度が問われるように感じますので、過去問で体感して対策を考えるのは大事だと思います。

過去問への向き合い方

順番や対策をよく考えよう

過去問の一番の価値は問題形式の理解と解答に至るプロセスの獲得にあります。
ですので、どの過去問も基本的に、「どうやったら解けるか」「どの順番なら試験時間内に解ききれるのか」を考えて解くことをおすすめします。

東大の地歴と英語は、実は順番が重要だったりします。時間が足りないときは、順番を考えてみてください。

東大の過去問の解き方

さて、具体的な東大の過去問の解き方です。
まず、『東大の25カ年』シリーズ(教学社)の活用をおすすめします。問題形式に慣れるために量が必要ですし、問題によって解説の量がさまざまとはいえ、他の過去問集の解説と併用すれば大半の疑問は解決します。

また、7年分くらいの全科目の問題が載った過去問集は、本番と同様に時間を計って実戦的に使うとよいと思います。

そのほか、数学は本番と同じように4問まとめて解けば体感として良さそうとか、地歴は過去問を解くのと同時に知識も確認すべきなど、先生や講師の方々の話、東大塾の記事なども参考にして、教科ごとの進め方を自分なりに考えてみてほしいと思います。
不安があれば、すぐに誰かに相談して独善的にならないように気をつけてください。

過去問を解いた量

解く分量についてですが、僕の場合は、自分の得意・苦手にあわせて大問ごとに解く分量を変えていました。このことによって、本番までに自分に必要な対策を科目ごとに行なえたと思います。

英語なら大問1A・1Bは27年分、大問2は7年分、大問3は15年分、大問4Aは7年分、大問4Bは20年分、大問5は27年分解きました。
数学は10年分、国語は古文漢文が27年分で、現代文は5年分、日本史は27年分、世界史は1番が15年分、2番と3番を27年分解いています。

過去問を活用した併願校対策

併願校の過去問対策についても少しお話しします。
併願校についても、一度過去問集の冒頭部などにある「傾向と対策」を読んでみるとよいと思います。

僕は併願校では英語・国語・日本史を使いました。
科目は人によって違うと思いますが、特に英語に関しては、問題形式や考え方に東大と共通性が認められる大学が多いように感じました。とりわけ段落・文補充・整序や語句並び替えなどは共通していて、その分野を重点的に対策したことで東大対策にも活きたように感じます。

地歴に関しては、案外早稲田大学が、難しい知識というより東大レベルの知識の使い方で解ける問題に思えました。何回か解いてみると知識の整理にもなるので良いと思います。
併願校は英語を5年分、日本史を5年分、国語は3年分解きました

このように、併願校の過去問も使い方次第で東大対策に活かせますし、何よりそこで合格すれば精神的に余裕が持てます。併願校の過去問も、試験数日前からでもよいので集中して解くのをおすすめします。

3日間1サイクルで解く過去問演習法

最後に僕が講師の方から教わった過去問のやり方を紹介します。

講習のスケジュールなどを見ながら、東大の試験時間と同じ時間帯が空いている3日間のかたまりを1サイクルとして、1日目に国語・数学、2日目に地歴・英語を本番と同じ時間通り(できれば静かで、周りに人がいる環境で、緊張感があるとよい)で解き、その日に答え合わせ(または添削)をして、3日目に間違えた分野を総復習する、というやり方です。

僕自身は直前期に余裕がなく、かなりハッキリとわかっていた苦手な問題の克服と地歴の確認を優先していたので試せず、時間配分は教科ごとに試したり直前期の河合塾の東大本番プレテストで確認したりしただけで、あまり身につけず本番を迎えたので非常に危うかったです。
合格を確実にする方法としては理にかなっていると思いますので、ぜひ試してみてください。

過去問の利用方法は一つだけではありません。自分のレベルに応じて、常に工夫しながら最大限に活用してください。

大学受験科(高卒生対象)
再スタートする高卒生を“東大合格”へと導くコース
高校グリーンコース(高校生対象)
高校生を東大“現役合格”へと導くコース

理類の先輩の記事を読む理類の先輩の記事を読む

※この記事をシェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE
HOME > 受験対策 > 東大合格者の過去問活用法 > 二次試験 文類: 文科三類5 東大D判定からの過去問活用法
pageTop
Copyright©Kawaijuku Educational Institution. All rights reserved.