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東大生が実践した科目別攻略法東大数学(文類)

文科二類 杉山さん

今回は、東大数学(文類)の攻略法についてお話ししたいと思います。

かつての東大数学は、簡単には手が付けられないような問題も多くありましたが、現在は4題のうち2題程度は標準的な問題のことが多いので、得意な人ならどんどん稼ぎ、苦手な人でもそれなりに得点しておきたい科目です。

東大文類数学の配点・時間配分・目標点

まず、点数設定・時間配分です。
文系の東大数学は4つの大問で計80点、それを100分で解くという構成になっていますので、単純計算では大問1つに25分かけて解き切れば十分ということになります。しかし実際には、問題の難度や各個人の得意・不得意によって、当然それぞれの問題にかけるべき時間は変わるでしょう。

そのため、試験時間になったらまずは4問すべてに目を通し、どれが得意でとっつきやすい問題か、どれが面倒そうで部分点が取れればよい問題なのか、などを判断する時間を取るべきでしょう。最初に取り掛かった問題をスムーズに解ければ気分的にも楽になりますし、順番通りに解くよりもおすすめです。

また、目標点ですが、私は比較的数学が得意だったので60点を目標にしていました。近年の易化傾向を考えると、苦手な人でも40点(例えば1問完答・2問半答)は確保した方がよいと思います。

東大文類数学の対策

万遍なく解けるようになろう

次に、対策です。東大数学では、数学I・数学II・数学A・数学Bからバランスよく出題されます。そのため、極力苦手分野を減らし、どの問題にもアプローチできるようにすることが必要です。

私は、高校の授業で先生が毎回、東大入試オープン等の実戦的な問題を時間制限付きで解かせてくれていたので、それを利用してさまざまな問題に取り組みましたが、東大対策だからといって「東大」の問題にこだわりすぎず、『青チャート』シリーズ(数研出版)や『大学への数学』(東京出版)といった問題集をしっかり解けるようになることも重要です。

基礎を重視して確実な得点をめざそう

東大の問題は基礎の積み重ねが活きる問題ですので、得意な人こそ今一度基礎を確かめるべきでしょう。同様に、『東大の文系数学25カ年』(教学社)などの過去問集に関してもレベルCは欲張らず、A・Bを徹底することをおすすめします。難しい問題に時間をかけるより、確実に点を稼ぐ方が効率的です。

東大文類数学の攻略ノートをつくろう

また、自分が頻繁にするミスをまとめたり、「図形的な問題には初等幾何・ベクトル・座標のどれかからまず考える」といった攻略法をまとめたりするノートも、積極的につくるべきです。
そのノートが、試験前の最後の見直しで自分を救うかもしれません。実際私は、こういうノートをつくってから問題に対するアプローチの仕方が見えやすくなり、得点しやすくなりました。

最後に

東大文類をめざしている方で、数学が苦手な方は理系より多いはずです。しかし、得意な人からしてみれば文類の東大数学は得点源です。なので、苦手な方はここで引き離されないように食らいついて点を取ってください。

そして何より、計算ミスには気をつけてください。私自身も現役では盛大に計算ミスをして失点しましたので、得意であっても、油断しないことを強くおすすめします。

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