冬休み・直前期攻略大作戦!センター試験 直前期編(文類)
プレッシャー対策でやるべきこと
- T.M さん
- 文科一類 入学
大阪府立北野高校 出身
2011年度 河合塾 大阪校 在籍
センター試験 直前期の学習計画
計画を立てるときのポイント
センター試験で感じるプレッシャーは相当大きいということを、私は現役生のときに学びました。
そこで、センター試験1週間前に河合塾のセンター予想問題集を解き、そこからのラスト1週間は残りの課題をつぶすのではなく、プレッシャー対策に簡単な問題で自信をつけることに費やしました。
また、苦手な数学と国語に多く時間を割くよう心がけました。
学習計画表
授業・冬期講習など
自己学習
試験・模試

- ※1タームは基本的に5日間、ターム開始から次のターム開始までの期間はおよそ1週間です。
- ※講習名は、現在のものと異なる場合があります。
1日のスケジュール
授業・講習
自習
睡眠

センター試験 直前期の過ごし方
今回は、河合塾の完成シリーズ(2学期)が終わってからセンター試験直前までの私の過ごし方をお伝えします。
あらかじめ断っておきますが、私はセンター試験後の追い込み期に私立大対策へ時間を割きたくなかったので、「センター試験の得点のみで、早稲田大学の政治経済学部に合格すること」をセンター試験の大きな目標に掲げていました。したがって、いわゆる私立大対策はまったく行っていません。
英語
センター試験と東大二次試験の英語は求められる能力が近いので、センター試験の過去問集を買って解くといったことはしませんでした。しかし、発音・アクセント問題は問題集を買って1ヵ月ぐらい前から毎日少しずつやりました。当初、半分ほどしか分からなかったアクセント問題でしたが、試験当日は全問正解できました。
たかが発音・アクセント問題と思う人もいるかもしれませんが、時間を割けるなら対策を怠るべきではありません。私の場合、センター試験の英語の筆記で200点を取れたことは、二次試験に向かううえで大きな自信に繋がりました。
数学
私の中では一番の苦手科目ということで、「図形分野を中心に、河合塾の完成シリーズのテキストで復習し、過去問を解く」という二次試験対策を年末まで行う一方、センター試験対策も「1年分を50分で解く」というトレーニングを1ヵ月ほど続けました。
しかし努力実らず、焦りから数学IIBでは77点をとってしまい、二次試験に向けて数学の不安が残りました。
国語
文章の熟読が求められる二次試験と違い、センター試験では速読が求められるということを、常に意識していました。そこで、古文・漢文は過去20年分の本試と追試を2周やりました。これにより速読能力が向上しました。
しかし、数学にたくさんの時間を割いたこともあって、現代文対策は充分に行えませんでした。
当日は小説に苦労して、168点しか取れなかったことを鮮明に覚えています。皆さんは、まんべんなく勉強できる時間を確保できるように、気を付けてください。
地理・歴史
世界史はそれまでのマーク式模試ですべて満点を取っていて自信がありました。ですので、お正月休みに文化史のみ一問一答を用いて確認した以外は、ほかの科目に時間を割きました。1ヵ月ほどブランクが空きましたので、その分センター試験後の二次試験対策開始前に山川出版の『世界史教科書』を読むことで補いました。
地理に関しては地形図が苦手ということもあり、1ヵ月前から二次試験対策にくわえてセンター試験の過去問も20年分ほど解きました。勉強の際、「二次試験前にまた河合塾のテキストを読み返さなくて済むように」という気持ちを持って集中して読み込めたことがよかったと思います。
センター試験は88点でしたが、二次試験では50点という結果を残せました。
理科(生物)
河合塾の全統マーク模試の前に、毎回一周教科書を読みこんできた成果が表れました。直前の3週間を過去問の演習と教科書の読み込みに充てたのですが、現役時代よりも格段に理解が深まっていることが実感できました。
文系の人は理科の対策が遅れがちになりますが、教科書を読むという基本だけはいつも怠らないでほしいと思います。
以上、各教科にわたってお伝えしました。少しでも皆さんの助けになれば幸いです。
頑張ってください!