冬休み・直前期攻略大作戦!二次試験 直前期編(文類)
失敗から立て直す方法
- T.T さん
- 文科二類 入学
愛知県 滝高校 出身
2014年度 河合塾 千種校 在籍
二次試験 直前期の過ごし方
直前期の最初の課題
私はセンター試験で失敗しましたので、直前期の最初の課題はいかにして失敗の落胆から立ち直るかということでした。
センター試験直後の数日間は、かなり落ち込みました。
友人などは「東大の入試でセンター試験の結果はあまり影響しないよ」と励ましてくれました。しかし、「0.5点足りなくて落ちた。センター試験でもう少し取れていれば受かったのに」というようなエピソードをいくつも聞いていたため、非常に不安でした。
また、自分の学力に対して自信を失い、私は本番に弱いタイプなのではないかという考えにとりつかれました。
失敗から立て直す方法
そこで私は、なんとかしてセンター試験のことを考えないようにしようと思いました。
その際に効果的だったのは、1日1日のスケジュールを細かく決めるということでした。
「今やるべきこと」を決めることで、目の前のタスクに集中でき、いつの間にかセンター試験での失敗についてあまり考えなくなっていました。
センター・リサーチの結果が出ると、自分のディスアドバンテージが明らかになりましたが、あらかじめ予想できていたのであまり気にはなりませんでした。
東大二次試験対策
次に二次試験対策についてです。私の直前期の勉強は、非常にオーソドックスでした。
まず基本事項を確認したうえで過去問を解き、結果を分析して、再度足りなかった知識を補充するという形でした。
以前にも書きましたが、直前期になって点が伸びるとしたら、それは暗記科目に限ると思います。つまり、文系であれば地理・歴史と古典です。
暗記科目は、知識量・勉強量と点数が比例するからです。
入試までの短い時間を有効に使うには、確実に点数が伸びる科目を勉強するべきです。
私自身、英語や数学は現状の実力を維持できるよう、感覚を忘れない程度に勉強するだけにとどめました。
私立大受験
最後に私立大対策です。私は、私立大は中央大学のみ受験しました。
私の地元(愛知県)で受験することができたからです。
これは試験会場の雰囲気というものを感じるために、一回は私立大を受けておくべきだと考えたためです。しかし、東大が不合格になったら浪人しようと思っていましたので、わざわざ東京まで行って私立大の試験を受けるのは時間と労力の無駄だとも考えました。
受験理由がそのようなものだったため、ほとんど対策もせず、非常にリラックスして試験に臨めました。
そのため逆に、試験本番の緊張感の擬似体験という本来の目的を達することができなかった点は失敗でした。
二次試験 直前期の学習計画
計画を立てるときのポイント
直前期ですので過去問演習が基本になりますが、基本事項の再確認を怠らないよう注意しました。
特に歴史や古典文法、単語の知識はセンター試験後も不安を感じたので、重点的に学習しました。また、過去問を解いていて知識の漏れがあれば、その都度再確認していました。これにより、本番で基本問題を取りこぼさずにすみました。
二次試験の1週間前は、試験本番と同じスケジュールで過去問を解いていました。擬似的に試験本番の経験をしておき、当日過度に緊張しないためです。
そのために、あらかじめ直近2年分の過去問は解かずに取っておきました。
しかし正直に言うと、やはり試験本番の空気はまったく別物でしたので、あまり効果はなかったかもしれません。
学習計画表
講習
自習
入試

- ※講座名は現在のものと異なる場合があります。
1日のスケジュール
授業・講習
自習
睡眠

- ※学習時間は、授業・講習を受けている時間を除きます。